一戸建てを買っても将来子供が住むとは限らない

2019年12月31日

一戸建てのマイホームを購入する時期は個人によってさまざまだと考えられますが、一般的には家族が増えたり、これから増えようとしているときではないでしょうか。そこで一般的には家族計画によって家族の将来的な人数を決めて、その人数でずっと長く暮らすと考えていることが多いと思われます。だから両親と子供ふたりの4人家族で住むのにちょうど良い大きさの一戸建て住宅の購入を検討するのかもしれません。ところが実際は将来的に子供がいつまでも両親と一緒に住んでいるかというと、進学や就職などによって自宅から離れて独立してしまうということも少なくないのです。

しかも両親も年々年を重ねていき、近い将来のいつかは一人暮らしとなる可能性も否定できるものではありません。そのうえ両親が長生きをしたとしても認知症になるなど、現代ではゴミ屋敷問題も社会的な事象としてよく語られるところです。また親の死後に空き家になったり、相続しても住む予定がなかったりすることもあるでしょう。さらにはマイホームが建っている場所によっては、売却しようと思っても必要としている人がいないので売るに売れないということも考えられます。実際そのような多くの問題が社会現象として、現在は巷に溢れているといっても大袈裟ではない状況になっています。そうなると両親の死後に独立した子供は住宅を相続し、空き家にしたまま固定資産税を払い続けなければならない可能性もあるのです。

そこでどうしても一戸建てのマイホームを購入したいと考える方の場合には、まず固定資産税を支払いながらの一人暮らしの可能性や将来的な売却方法まで検討してからの購入がおすすめです。特に売却方法に悩まずに済むためには、現在も将来もその土地の立地条件として多くの方が欲しいと思うような場所を選ぶことでしょう。そうすれば将来的に親の死後に不動産の相続をした子供も処分に困ることがなく、売るなり貸すなりを選んで利益とすることも可能です。

要するにこれから一戸建てのマイホームを購入しようと考えている方は、今いったようなさまざまな未来像も考え合わせて物件選びをする必要があるのです。目先の不動産の安さなどを優先すると、かえって将来子供に苦労を背負わせてしまうことにならないとも限りません。親として固定資産税の金額はもちろんのこと、空き家対策や売却方法にまで思考を使いましょう。少子高齢化の社会では、マイホームを持つにもそこまで検討する必要があります。

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